規制緩和、第2段階の初日

規制の緩和第2段階初日

 今日はスイス全土で、緩和第2段階の初日でしたが、特に混乱はなかったようです。レストランは、もともと月曜定休のところも多く、明日から営業のお店も多いようです。
トラムや電車は通常通りとまでは行きませんが、通勤通学の人で乗車率が上がりました。しかし、マスク着用の人は少なかったようです。
 公立学校でも授業を再開し、こちらも主だった混乱はなく1日を終えました。高速道路でも通勤の車が増え、主要都市周辺では渋滞も起こった様です。

ドイツでは感染率が上がる

 お隣ドイツでも規制緩和が始まっており、街にはまた人が出ています。その結果、新型コロナの感染率は少し上昇した様です。感染の拡大がまた上昇すれば、規制をまた行うと公言しているドイツですので、再度規制もあり得ます。これはスイスでも同じことで、段階的緩和がうまくいった上で、全ての経済活動を100%まで戻す計画です。

リスクグループは変わらず

 65歳以上の人は、以前、リスクの高いグループに属し、注意を促しています。子供は感染しにくいという判断で学校も再開されていますが、無症状感染の場合もあり、先生や学校職員に遷す可能性もあります。懐疑的な意見もまだありますので、この辺は今後出てくる数字を見て対応になってくると思います。

天気は冷え込み、雨模様

 今日の天気は、非常に冷え込み、雨も激しく降った時間帯もありました。急な気温の低下は、体調も崩しやすいので、大幅な緩和と共に調子を崩さない様に気をつけたいところです。今週の半ばからは、また天気が回復する見込みです。

自粛期間に増えたアクリル板

 お店やレストランでは、この自粛期間に、お客さんとの距離が近いレジなどの場所にアクリル板を遮蔽にして、設置したお店が多い様です。TVの対面式の番組でも、アクリル板が設置されています。マスクの着用率が低い代わりに、飛沫感染を防ぐ方法として利用されています。もしかすると、今後もそうしたアクリル板の遮蔽がスタンダードになるのかもしれません。

 また1歩先に進んだ日常生活ですが、逆戻りにならぬ様、引き続き気をつけて生活したいと思います。