美容室、ホームセンターは4/27から再開、公立の学校は5/11から、職業訓練校6/8から再開

スイス政府の発表 4/16(木)15:15

スイス政府から、外出及び営業自粛の3段階に分けた緩和措置の発表がありました。

・美容室、ホームセンター、マッサージ、タトゥーサロン、コスメティックサロン、生花店、歯医者、病院の外来患者受け入れは、4/27日から再開
・義務教育の公立学校は5/11から再開、1段階目で対象外であった小売店舗の再開。
・職業訓練校、専門学校、図書館、美術館などの施設は6/8から再開、集会禁止の緩和

なお、美容院やマッサージなどは、マスクなどの着用を義務つけた上での再開となるようです。小売店なども十分な距離を保つことは今と変わりません。
また、今回の緩和措置もウィルス感染拡大がどのようになるか、分析に基づいて注視していくということです。ですので、自粛要請がまた厳しくなる可能性も残しています。

観光施設については、明確な自粛緩和の発表はありませんでしたが、公共交通機関と人の流れを見ながら決めるということです。ホテルは現在も営業停止にはなっていないわけで、国境が閉鎖されていることもあり、観光客を海外から入れる決断は、EU国を始め、諸外国とも協議して決めるため時期尚早ということのようです。

マッサージについても質問が出ましたが、施術の際距離を保つのは無理なのに、なぜ再開を許可したか?
マッサージについては、1対1で行われ大人数でないこと、マスクや必要な保護をした上で激しい動きもないため許可。仮に施術師や顧客の体調が悪くても、直前にキャンセルなどができ、接触を防ぐことが可能なのと、接触をした場合も感染経路などの追跡が可能という理由だそうです。

飲食店に関しては、この3段階の緩和に入らず、関係者を落胆させました。記者からも質問が飛びましたが、当然ながら検討をしているということです。
また、イベントについては、まだ早いということで、大きな人の動きを許可するのは時期尚早ということですが、同様に検討事案です。