新型コロナウィルス関連の詐欺メールにご注意を

新型コロナウィルスの新情報はWHOからは来ません

 詐欺メールは、差出人がWHOやBAGなどに偽装されていてメール配信されていますが、実際の配信元は当然WHOでもBAGでもありません。そのような機関が個人にメールを来ることはありませんので、メールは絶対に開けないことです。

詐欺メールの内容と種類

 すでに確認されているだけで、以下のようなメールが出回っています。
・WHO, BAGからの新情報メール
・BAGからあなたに音声メッセージがありますというメール
・新型コロナウィルスのマップのリンク。ダウンロードするとマルウェアがインストールされる。
・新型コロナウィルスのワクチン開発の寄付を募るメール
・マスクや消毒液などを販売するショップメール。注文しても配送されません。
・金融機関を騙った相談メール。
・お金を振り込まないと、家族にウィルス感染の危害を加えるという脅しメール

https://www.melani.admin.ch/melani/de/home/themen/covid-19.html(ドイツ語)

不審なメールは開けないように。メールアドレスを確認する。

 不審なメールは迷惑メールに入ると思いますが、差出人の名称は、なんとでも書けます。そのため、例えば仮に知っている名前の人からのメールでも、メール差出人の詳細を開ければ、実際のメールアドレスが見れることがほとんどです。明らかに怪しいメールアドレスの場合は、そのまま迷惑メールに登録して、削除しましょう。

メールサーバーを自分で設定できる人は、特定のアドレスやキーワードを拒否設定する

 フリーのメールでは少し難しいかもしれませんが、自分のドメインでメールを使用している人は、キーワードや特定のドメイン又はアドレスを拒否設定登録できますので、あまりにも同じメールから来るようでしたら、設定をしたほうがいいでしょう。

 まさか自分がそんなメールをクリックするわけがないと思っていても、うっかりクリックしてしまったりするものです。振り込め詐欺の電話でもそうです。引っかかってしまう人の大半が、まさか自分が騙されるとは思っていません。メールもですが、電話での保険の勧誘、個人情報の聞き取りなどは十分注意してください。