恒例の花火も注意
今年もスイスの建国記念日では、各地で花火が打ち上げられました。
年によっては、乾燥した空気のため花火が禁止になったこともあります。
今年も欧州は猛暑と言われていたのですが、スイスでは比較的涼しい日になり、雨が降っていた地域も。
前日の31日から、花火の音はどこかで聞こえてきますが、この音に迷惑しているのは、犬や猫などの動物たち。
この日を避けるため、あえて、どこかへ旅行したり、花火の音が聞こえないシッターのところへ預けたりします。
パニックになってしまう犬や猫もいて、実は深刻な問題になることもあります。
例えば、花火の音にびっくりして、自宅の庭から飛び出してしまい、車に轢かれてしまうとか、行方がわからなくなってしまう犬もいます。
もっとひどいケースになると、心臓に負担がかかり、死んでしまうこともあるそうです。
花火大会に、犬を連れて行く人をたまに見かけますが、犬が平気な様子でも結構なストレスがかかっている場合もあるため、人混みも含めてお勧めはできません。
人間も花火の音が苦手な人はいますので、ただただうるさいと思っている人もたくさんいます。
これと同じ理由で、2月のファスナハトも騒がしいので、どこかへ休暇に行ってしまう人がいるように、あまり歓迎していないスイス人も多いのかなと思います。
愛国心と騒音はまた別のようです。