NASAの研究主任だったZurbuchen氏がチューリッヒ工科大学で教鞭

世界の名門大学から引く手あまた

Nasaの研究主任を務めたスイス人のThomas Zurbuchen氏は、8月からチューリッヒの工科大学で教鞭をとることが決まりました。

宇宙研究において、最も影響力のある研究者の一人で、アメリカに20年以上も滞在したことから、アメリカの名門大学からも数多くのオファーがあったにも関わらず、母国スイスのETHで教鞭をとることを選択し、大学側も大変喜んでいるということです。

これにより、スイスおよび欧州の宇宙開発や研究界にとって、大きな飛躍をする機会になるといいます。

チューリッヒ工科大学もさらなるレベルアップを期待

スイスでは、もともとジュネーブにあるCernなどに見られるように、宇宙開発事業には積極的に取り組んでいて、世界からも高い評価を受けています。

チューリッヒ工科大学でも宇宙研究は高いレベルで取り組まれていますが、Zurbuchen氏の加入で更なるレベルアップが期待されます。

目指すは、宇宙科学技術の分野で世界1を目指すということで、今後の研究プログラムが非常に楽しみです。

記事参照:https://www.srf.ch/news/schweiz/

Thomas Zurbuchen氏の経歴:https://de.wikipedia.org/wiki/Thomas_Zurbuchen