コロナ自主待機期間7日に短縮も違反は罰金に(1月27日付)

自主待機期間の短縮とPCR検査

スイス政府は、家族にコロナ陽性者が出た場合に、これまで10日間自主待機するように求めていましたが、PCR検査で陰性の場合は、7日間に短縮します。リスク地域からの帰国者も同様です。また、PCR検査は、症状が無い人でも無料で受けられるようにするということです。

罰金について 2/1から

また、この7日間の自主待機義務のある人が違反した場合やマスク着用義務のある場所での着用違反など、スイス政府が定めた対策規定に違反した場合は、50フランから最高200フランの罰金を設けるということです。無許可のデモの主催や禁じられている規模の個人イベントも同様です。罰金規定は2月1日からになります。

スイスへの入国規定

空路でスイスに入国の場合は、事前にPCR検査の陰性の証明が必要です。

陸路、車や電車で入国の場合は、滞在先の情報を求められます。

その他の入国者については、まだ規定が曖昧のようですが、越境でスイスに仕事に来ている人は今の所、除外するそうです。とはいえ、どの企業もテレワークを強く推奨していて、主に病院勤務や介護職、教職員など、ホームオフィスができない職種の人が対象です。

なお、コロナワクチンを接種した人も、自主待機の対象になります。これはまだ2回目のワクチンが行き渡ってないことから、完全にワクチンを接種できるまでは、自主待機の対象とします。

(スイス政府発表、1月27日付)