車の運転中、ひやっとする事が多いこの頃

駐車場で

ここしばらく、運転中のトラブルというか、ひやっとすることが多いような気がします。走行中の事故以外では、おそらく多いだろうと思われる駐車場でのトラブル。ドアを当てたとか、擦ったとか、小さなことでもドライバー同士の喧嘩に発展します。実際よくもめている人を見かけますし、自分も他のドライバーと揉めたことは何度かあります。

先日は、用事を済ませて帰る時、駐車スペースからバックして出ようとすると、ちょうど反対側の駐車スペースから別の車が同じタイミングでバックし始めました。いつもルームミラーでも確認し、バックカメラでも見るのですが、同じタイミングで車が動き出すと、相手の車は止まっているように見えます。これは、何もない田んぼ道の交差点で、出会い頭の衝突事故が起きるのと似ています。クラクションを鳴らし、両方とも止まったわけですが、危うくぶつかるところでした。

駐車中のドアパンチ被害

そして駐車場トラブルといえば、ドアパンチ。狭い駐車場で、思い切りドアを開けて相手の車に傷をつけてしまう、もしくは傷をつけられてしまうあれです。今年のはじめに、うちの車もやられてしまい、宿泊先の駐車場でやられていました。気がついたのは、自宅に着いてから。その日は車に雪が降り積もっていたので、当たった箇所が見えず、雪が溶けてはじめて目立つ凹みが見られました。幸い保険がおりましたが、ショックでした。

アウトバーンで

最近一番怖い思いをしたのが、アウトバーンでの車線変更です。本車線から分岐する地点で、本線を降りるために一番右端の車線に入るわけですが、その右端の車線は、同時にアウトバーン本線に入るための車も本線に合流するため、かなりのスピードで走ってきます。

もちろんこの場合、追い越しは左側からですが、自分が車線を本線から出る際に、猛スピードで突っ込んできた車が気がついたらなんと真横にいて、クラクションを鳴らされました。車が来ないかいつも確認する車線ですが、つまり死角に入ってしまい、全く見えませんでした。最初はこちらの確認不足かと思ったのですが、向こうは交通違反の右側からの追い越しをしようとしたわけです。運転手の顔が見えて謝っている様にも見えたのですが、一瞬の出来事でした。衝突することなく、事故は免れましたが、ドライブレコーダーを確認するとやはりすごいスピードで、右から追い越そうとしているのが映っていました。あのスピードで衝突していたかと思うとゾッとします。

アウトバーンの事故

アウトバーンで事故を見るたびに、明日は我が身、気を引き締めて運転しようと思います。アウトバーンには、何回も同じ道を走っているとどこの区間が危ないかとか、だんだんわかる様になります。今週は、用事のため遠出をしてアウトバーンを利用したのですが、翌日たまたま自分の通った区間で死亡事故が発生しました。1日ずれていれば、時間帯も同じくらいで事故に巻き込まれていたかも知れません。いつも利用する区間は、知っている道だけに気を抜きがちですが、そんな気を抜ける道はないと思って運転しないとダメだなと思います。

危険な運転

とにかく、自分が安全に運転をしていても、周囲の危険な運転者により事故に巻き込まれてしまうこともあります。後ろにピッタリくっついて煽ってくる人や、無茶な追い越しをする人。危ない状況でも事故にならなければ警察にも通報できませんし、実際に事故は起きていないので、なんの罰則にもなりません。

ただ、アウトバーンでの車間距離に関しては、近すぎると罰金が科せられるようになりました。設置されたカメラに映った場合ということなので、カメラがなければ罰則になりません。しかし、あるレアケースですが、他の車が車線変更をしその車の前に急に入ってきたため、一瞬ですが車間距離がかなり近くなりました。結果、その瞬間がカメラに映り、割り込んだ車ではなく、割り込まれた車のドライバーが罰金になったケースもあります。TVでも紹介されていて、裁判になっていたかと思いますが、事故にならずとも危ない思いをした上に高額罰金とはなんとも納得できません。

年末に向け、どうも急ぎがちな世の中です。もう少し余裕を持てば、事故も回避できるのではと思いますので、自身も気をつけたいと思います。