不動産屋のモラル

内覧を予約も誰も来ない

先日、物件の内覧を予約した人が、時間通りに現地に行ったにも関わらず、誰も来なかったという話を聞きました。

担当者に当然電話もしましたが、つながらず、本社に電話しても誰も出なかったそうです。

もし何かあって来れないのであれば、客に連絡が入るはずで、全く来る気配がないので帰宅したそうです。

帰宅してから、携帯に留守電が入っていて、「プライベートな急用ができて、行けなくなりすみません!」と留守電メッセージが入っていて、唖然としたそうです。

まあ、言い訳ではないかと思います。通常なら、事故や病気で来れない場合、代わりの人が来るとか、せめて連絡はするのが当たり前です。

しかし、すっぽかしておいて、個人的な急用で来れないとは、弁明の余地もありません。

そこで家を借りようとは思わないでしょう。

5軒中4軒すっぽかしも

そう言った話を知人にしていたら、なんとその人の知り合いも、5軒中4軒をすっぽかされた経験があり、理由を尋ねると、その物件は、内覧前に決まってしまったからという有り得ない回答が来たそうです。

一体、どういうモラルで仕事をしているのか、その会社とは関わりたくないなと思ってしまいます。

スイス人にとっても、そうした不動産屋とのトラブルは多いそうで、借りるときは良くても、退去する際の修繕費の過請求やデポジットの返金でトラブルがよくあるそうです。

どんなに魅力的な物件でも、不動産屋さんの対応は絶対に見なければいけないと言っていました。

不動産屋を評価するサイトもある

こうした不動産屋の評価が、オンラインで見れるので、予めチェックするのも良いかと思います。

口コミを見ると、「修繕が必要なのにやってくれないとか、対応が遅い、そもそも電話がつながらない」など、そうした詳細を書いている人もいます。

最後は自己判断ですが、オンラインのサイトに掲載している写真も違うことがあるので、実際に見てその場で条件も確認しないと後で後悔します。

不動産屋に限らず、その会社のスタッフの対応を見れば、カスタマーサービスが教育されているかどうかは、ある程度わかります。

折り返し電話やメール返信が来ない事はしょっちゅうですが、そうした小さなところから対応をみた方がいいでしょう。

日本人の感覚でサービスを求めると、どこも無愛想に感じてしまうので、あまり期待しないことも大事ですが、肝心な契約と対応を重視しておけば、大抵の場合は大丈夫です。

良い対応をしてくれる不動産屋さんや会社ももちろん多いので、友人知人からの紹介も良いでしょう。たくさん見て、見極めが大事になってくると思います。