オミクロン株の感染とPCR検査陰性証明

日本帰国時に求めている72時間以内のPCR検査を免除で検討中

現在、日本に入国するには、全ての人が72時間以内のPCR検査陰性証明を提出しないと飛行機の乗れず入国できません。本日付で岸田首相が発表した内容によると、この陰性証明を排除する方向で検討するということです。

この陰性証明がネックで、飛行機に搭乗する直前にキャンセルになったり、チェックインカウンターで揉めたり、帰国を諦めたりという状態がずっと続いています。外国人の入国者数はまだ制限していますが、せめてこの陰性証明が排除されれば、一時帰国できる日本人も増えるのではないでしょうか。検査を受けて、陽性だった場合、高い検査費を払った上にフライトもキャンセルしたり変更となり経済的損失も大きいです。

このように陰性証明提出を排除する方向で検討に入るそうですが、早急に実施してほしいと願います。

オミクロン株BA.5への置きかわり

感染力が高まったオミクロン株、BA.5ですが、現在はほとんどこれに置き換わっていると言われています。症状は軽いものの、罹患が長引いたり、後遺症があったりと様々です。この夏も感染してしまった友人知人がたくさんおり、気をつけないとと思っていた矢先、自身もついに感染してしまいました。家庭内感染です。

このオミクロン株ですが、症状は比較的軽めと言えます。通常のインフルエンザなどでは、自分の場合、平気で39度を超えてしまうのですが、そういったこともありません。ただ、喉の痛みが3日目くらいから強くなり、何となく通常の風邪やインフルエンザと順番が違うなという気がしました。しかも治ったと思ったら、また痛みがブリ返すという感じです。

こうした症状も様々で、感染した友人によると、2週間経った今でもまだ乾いた咳が出るとのこと。自分の場合は、咳はなぜかありませんが、喉の痛みが日に日に強くなり繰り返します。

4回目の接種も

スイスでもコロナワクチンの4回目の接種が始まっています。まだ高齢者がほとんどですが、希望すれば若い世代の人でも接種ができるようです。これまでと同じように、コロナウィルス感染時の重症化を防ぐことができるのであれば、高齢者や持病を持った人には効果があるのかもしれません。冒頭のPCR検査陰性証明の排除に関しても、ワクチン3回接種完了者となっていたはずですので、今後4回目接種証明を求められてもおかしくはないでしょう。スイスの場合は、3回目の接種は日本よりも早かったので、そろそろ期限が切れてしまう人もいるわけで、そうなると陰性証明排除の決定をするまでに、3回目の期限が切れてしまい入国に際して問題が起こる可能性もあります。

いずれにしても、正式な決定の発表と詳細を待つしかありません。このパンデミックもそろそろ3年です。国をまたぐ移動や行動制限のない日が来るのを期待したいです。