ドイツがロックダウン延長

イースターもロックダウンに

3月から美容院の営業が再開されて、イースターには他の業種も再開と期待をしていたドイツですが、コロナ変異株の増加も影響し、昨日メルケル首相が4/18日までのロックダウン延長を発表しました。飲食店に加えて、スーパーマーケットも4/1から5日の期間中は土曜日だけの営業許可という、かなり厳しいものです。この厳しい決定に批判の声も上がっています。また家族同士の接触も、2世帯、5人までに抑えるように推奨されています。

スイスは個人の集会を緩和

スイスにおいても、飲食関係は営業の再開が見送られました。しかし、個人の集会は人数を10人までに引き上げました。スイス政府のコロナ政策を不満に思う人たちの溜飲を下げるためでしょうか?

これまでの対応を見てきても、スイスはとにかくバランスを気にして、厳しくする面と緩和する面を使い分けて来たように思います。それがより国民の分断にも繋がっているわけですが、国民100%が納得できる政策はありえませんので、うまくやって来た方ではないかと思います。

イースターは人が動く

イースターなどの休暇は、とにかく人が動きます。これまでも休暇の際は人が動いて、ウィルスの感染拡大に気をつけて来ましたが、季節がら暖かくなりますので、より屋外へ人が出てくるでしょう。特にドイツでは、その動きの規模が大きいので、今回の厳しいロックダウン延長に繋がったと思われます。

昨年と違い、ワクチンが出て来ていること、マスクなどの感染防止対策が国民の浸透していること、人の動きを抑えてホームオフィスやホームスクーリングにしていることを考慮してもこの厳しさ。徹底的に脱コロナを目指しているのは伝わってきます。しかし、これも世界全体がしなければ終息には届きませんので、隣国との連携も大事になってきますし、一人一人の行動も気をつけたいところです。