中学生も唾液によるコロナ検査実施

中学校での集団唾液コロナ検査

先週、中学から保護者にメールが来ましたが、学校内でのコロナ検査を実施する通知でした。もちろん、検査をしたくない人は拒否できます。カントンが費用を負担しますが、コストを下げるために、クラスのおよそ20名の唾液を一つにまとめたものを検査します。その結果が陰性であれば、そのクラスはコロナ感染者がいないことになりますが、陽性が出れば、当然誰かわかりませんので各人の追加検査になります。

医療現場や介護施設職員は既に行っている

医療現場では既に職員が毎週コロナ検査をしていますが、学校という場所も毎日多くの生徒が集まる場ですので検査となったようです。教職員も当然のことながら、各自治体の職員ですのですることになりますが、検査を拒否した生徒が陽性の場合は、気がつくまでに感染が広まる可能性もあるので、その辺は多少心配です。
コロナの変異種は、低年齢の人への感染も確認されていますので、昨年よりはより気をつけている印象があります。

ワクチンの接種

高齢者から既にワクチンの接種が進んでいるスイスですが、未成年者へのワクチンの話は出ていません。小児科医もまだわからないと言っていますが、おそらく成人でない限りワクチンの必要はないと思われますが、断言するにはデータが足りないそうです。

花粉症も始まり

ロックダウンが緩和されて3日目ですが、イースター時期が一つの目安になっているようで、増加する変異種の感染率次第では、ロックダウンも延長されるかもしれません。
暖かくなり、既に花粉が飛んでいます。くしゃみや咳をしている人を見かけますが、コロナや風邪ではなく、花粉症の人が出てきているようです。この際、マスクが効果を発揮するはずですが、屋外の散歩ではマスクをしない人が多いようです。

ワクチンもコロナ検査も、徐々に進められていて、多少は安心できる環境になりつつあります。
通常の生活が戻るのはいつになるのか、日本への帰国はいつになるのか、今年はそれが焦点になります。