職種によっては通常通りの生活

スイスも非常事態を宣言

スイスもコロナウィルスの感染が拡大したことで、非常事態宣言を出しました。
スイス全土の学校とレストランや小売店の休業、スキー場、スポーツ施設、映画館など、娯楽施設は軒並み休業です。
中でも、レストランは死活問題で、テイクアウトやデリバリーだけでは1ヶ月持たないというお店も多いです。デリバリーすらないお店もあります。
家賃や従業員の給与など、銀行も融資をするそうですが、かなり厳しいものがあります。

職種によっては、通常通り

人と接する職種でない場合は、通常通りの出勤をしている人も多くいます。清掃会社などは、もちろん通常通りで、むしろ消毒剤など業務用の洗剤を所有しているので、使用が閉鎖された施設などの消毒の依頼などもあるそうです。
製造業も一度に働く人数を制限していると思いますが、通常稼働のところが多いようです。
あとは郵便局員や配送業者は、逆に忙しくなっています。お店が閉まったことで、オンラインでのショッピングが好調です。食料品はまだスーパーが開いているので、問題ないのですが、衣料品や電子機器などのオンライン販売も忙しくなっています。

人との距離は保ち、スキンシップは厳禁

既に握手は避けて、肘をつけて挨拶するなど、挨拶の方法も変わって来ています。それなら日本式にお辞儀でもすれば楽なのでしょうが、欧州の人はそうはいかないようです。
それにしても、マスクをしている人は見かけません。マスク=感染者とみなされ、特にアジア人である場合は、露骨に避けられたり、指を刺されたり、帰って目立ってしまいます。
周囲を怖がらせることもあるので、注意が必要です。

散歩やジョギングに

ホームオフィスの場合は、結局体を動かせないので、ジョギングや散歩に出かける人も多いです。
今日などは天気が良い春の陽気ですので、世間のコロナウィルスの蔓延が嘘のようですが、気分転換には絶好の天気です。
これで毎日雨だったりすると気分も落ち込みがちですが、日も長くなって来ているので、なんとか乗り切りたいです。

これから1ヶ月が大変

とはいえ、制限のされた生活が始まったばかりです。この先、外出禁止令にならなければと思いますが、1ヶ月もの間、あまり動けない生活は徐々に辛くなっていくかもしれません。
その際のメンタル面での準備も必要になってくるでしょう。
とにかく、早期の終息を願いたいです。