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Eバイクでの転倒

先日、出かける際に外に出ると、道路の反対側で電動自転車(Eバイク)の下敷きになって倒れている年配の女性が横たわっていた。普段見慣れぬ光景が目に飛び込んできて少し驚いたが、とりあえず、意識はあるので良かったと思いつつ、まさかひき逃げではないかと再度確認をした。

その女性は少し恰幅のいい体型で、自力で起き上がれないようだったので、すぐに駆け寄って声をかけると自分で転んでしまったとのこと。
女性は地下の駐車場から電動自転車で上がってきたところ、バランスを崩して倒れ、電動モーターの下に膝を挟まれ動けなかったらしい。
どのくらいの時間そうしていたのか分からないが、とにかく膝が痛そうだった。本人は折れているかもとまで言う。

電動自転車をまず先に起こしたが、これがとにかく重い。通常の自転車に比べて、この重量はなかなかのもの。
これが倒れて足を挟まれているのだから、苦痛は相当なものだったろう。
肩を貸し、なんとか立ち上がることが出来て、痛そうだが歩くこともできた。家に戻ると言うので、地下の駐車場まで一緒に降りて、医者に連絡するように言って別れた。

大型バイクと同じだが、倒れた際に自力で起こすことが出来ないといけない電動自転車。免許も講習も特にないので、お年寄りでも気軽に乗れる。
しかし、一旦バランスを崩すとコントロールするのは難しい。
時折、ナンバープレートをつけた電動自転車を見るが、あれは時速70kmまで出すことが可能で、自転車としては相当なスピードに思う。
しかも、ヘルメットを着用していないことが多い。ちなみに自宅前で倒れていた女性も、ヘルメットは着用していなかった。

一般的にも浸透してきて、普及率も上がっている電動自転車だが、危険性も同時に潜んでいる事が今回よくわかった。
自分自身は乗る予定はないが、マウンテンバイクでも車との併走や右左折では、今でも緊張する。(スイスでは自転車専用道路がほとんどない)
逆に自身が車を運転中には、この電動自転車が来ると一層注意を払っている。通常の自転車より早くて、あっという間に横にいる事が多々ある。これは非常に怖い。
実際、車のドライバーからの電動自転車に対するスピード感覚が慣れていないために起こる事故は多い。
早くて便利な電動自転車だが、乗る方も周りも注意が必要な乗り物だと改めて思った。