リチウム電池の海外発送

最近、国をまたぐと厳しい規制に引っかかることも多くなっているようで、例えば、アメリカへ旅行する際には、携帯電話やPCなどの電子機器にバッテリーが充電されていない状態で入国ができないなど、以前からそうだったのかもしれないが、チェックが厳しくなっている。

少し前の記事でも紹介したが、海外から子供のラジコンのおもちゃを取り寄せて罰金を受けてしまった家族もいる。
それと同じような件で、リチウム電池の発送条件というものがあるのを最近知った。
国によっては、リチウム電池の受け取りができないケースもある。スイスは今の所受け取りは可能であるが、下記のような条件になっている。

1、 機器に取り付け又は機器に内蔵されていること
2、 リチウムの内容量又はワット時定格値等が一定限度内であること
3、 リチウム電池の数量制限(単電池の場合は4個、組電池の場合は2個)の範囲内であること
4、 リチウム電池の輸入を制限していない国・地域宛て等に差し出すこと

つまり、電池だけを荷物に入れて発送したり受け取ったりすることができないということ。カメラなどのバッテリーは互換性のあるものが安く便利なので、買う方も多いが、スイス国外で買って送ってもらう場合は注意が必要ということだ。電池は充電されていてカメラに内臓(使用できる状態)されていなければならない。この条件が満たせてないと違反になる。

日本の方が安くて、ついでの荷物に入れてもらう人も多いと思うが、注意が必要です。

参照:https://www.post.japanpost.jp/int/use/restriction/restriction02.pdf