スイス日本協会フィルムマチネー・スペシャル、チューリッヒ & バーゼル

アニメ映画「ドクター・ジュノー 広島で救護したスイス人医師」 
アニメで描くスイス人医師ジュノー博士のヒューマンドラマ。上映日には、私財を投じてこの映画を制作した津田静子さんが日本から会場にいらっしゃいます。戦争の悲惨、平和の尊さとヒューマニズムを描くアニメ、お子様にも見せたい映画です。ぜひとも皆様お誘い合わせの上、ご来場ください。

PDF:FilmmatinéeJunod2015
チューリッヒ
日時:2015年9月6日(日)11時(10時45分開場)
会場:Filmpodium Zürich, Nüschelerstr. 11, 8001 Zürich

バーゼル
日時:2015年9月8日(火)18時(17時30分開場)
会場:Stadtkino Base, Klostergasse 5, 4051 Basel

*入場無料(コレクテ)
日本人を救う為に尽力したジュノー博士への感謝とヒューマニズムの為に、個人によって制作されたこの映画。支援の為にも皆様の温かいご寄付を頂ければ幸いです。
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この映画について
今から70年前の8月6日、米軍により広島に原爆が投下された。その直後、大量の医療品を真っ先に持ち込んで治療に当たった医師が、赤十字国際委員会の駐日首席代表マルセル・ジュノー(1904~61年)である。現在、広島平和記念公園にジュノー博士を想う記念碑が立っている。
広島市内の内科開業医を夫に持つ薬剤師、津谷静子。4年がかりでアニメ「ジュノー」を自主制作した。海外医療ボランティア活動を通して、チェルノブイリ原発事故の被害者やイラク化学兵器で後遺症に苦しむイランの戦争被害者に接したとき、医療品などの物理的支援以外にも出来ることがあることに気づいた。
広島の恩人が目に浮かんだのである。広島の助けを求める人々を真剣に救命して人生を全うしたスイス人医師、マルセル・ジュノーの姿だ。「広島の悲劇を通して、被災者や戦争等の被害者に救いの手を差し伸べる博愛精神を世界へ発信しよう」 彼の貢献を全世代に分かりやすいようアニメ映画にし、プレミアには美智子妃殿下も鑑賞された。NHK教育テレビ、NHKワールドでも放送され、今や津谷静子の篤い思いは全世界に広がろうとしている。