牛乳といえば、紙の牛乳パックが思い浮かぶが、最近スイスやその他の国でも見かけるプラスチックの袋に入った牛乳がある。紙資源を大切に出来るように、様々な方面でいろいろな工夫がされつつあるが、ザンクト・ガレンの酪農家がプラスチック業者と共同開発したパックは、冷蔵庫の中でもちゃんと立つし、コップに注ぐ事も問題なく出来る新しいパックだ。
 
 牛乳パック(袋)の素材は、60%がプラスチックで、残り40%は分解が可能な石灰質ということ。パックはまだ開発が進んでおり、更に良いものが期待できそうだ。プラスチック素材も60%にまで抑えてあれば、プラスチック資源も節約できそうだ。多くの人が買い物袋を持参するスイス。日本に比べても環境への意識が高いといえそうだ。