冬の嵐
この2日間、欧州は冬の嵐に見舞われました。雨はそれほどでもなかったのですが、風がとにかく強い。各地で爪痕を残した冬の嵐の名前はSabineサビーネ。
なぜいつも女性の名前なのか不思議ですが、スイスの山の方では風速202kmを観測した地点もあり、その凄さが伺えます。
夜は雨戸を下ろしていますが、昼間はあまりにガタガタ揺れるので、このままでは壊れてしまうのではと思い、全ての雨戸を開けました。
幸いものは飛んで来ず、窓ガラスが割れたりはしませんでしたが、夜中もとにかくすごい音でした。
学校は休校に
昨日の午後と今日の朝10時までは休校扱いになり、昨日の月曜日も自由登校としたカントンもあります。しかし、連絡が遅かったせいもあり、半分くらいの生徒は登校したようで、休みの連絡も曖昧なものとなりました。
嵐の後の森は危険
今でも強めの風が吹いていて、完全に嵐が去った訳ではないのですが、森や大きな木の下には近づかないほうが良いです。道路を見ればわかりますが、枯れた枝がそこら中に落ちていて、中にはけっこう大きな枝も有り、これが直撃したら大怪我をするだろう事は明白です。ですので、森を抜けないと行けない職場や学校の場合は、回り道をした方が良いでしょう。地元の職員がおそらく見回りにくると思いますが、傷んだ木などは、倒れてくる可能性もあり注意が必要です。実際に、筆者は犬の散歩中に気が倒れる瞬間を目撃しました。バリバリというすごい音と、粉塵のようなものを少し離れたところから見ていましたが、危険極まりないです。
街路樹や森がたくさん残っているスイスだけに、嵐の後は枝が落ちてくる危険がありますので、気をつけてください。