好天にも恵まれ、各地でプール開きをしたスイス。そんな中、チューリッヒでは10歳以下の子供の入場には同伴者を義務化した。

 プールでの事故が起きないように見守る監視員は、全ての子供に目を配ることは不可能であるとし、多くの子供が泳げるであろう年齢10歳を基準に、境界線を引くが、果たしてこの10歳という基準が適当かどうか?10歳以上でも泳げない子供はいくらでもいて、溺れる可能性もあると指摘する人もいる。

 他のカントンも年齢の基準を設けて、同伴者との入場を義務化する動きもあり、これにより水の事故が減少するのかはわからないが、事故を防ぐためには、監視員や親以外にも周りの人間が常に注意を払う必要があるだろう。