3月9日、バーゼルで「三味線と手打蕎麦の饗宴」が開かれました。つけ麺式の手打ち蕎麦とカフェオレ大福を堪能したあとは、北海道を中心に昨年から欧州でも活動をされている「草舞弦」の三味線と踊りが披露されました。今回はスペインでライブをされた後に、スイスのバーゼルに寄って頂き、三味線と手打ち蕎麦の饗宴となりました。

p1020254.JPGp1020250.JPG(画像はクリックで拡大)

 奏者の杉中氏の掛け声と共に、三味線の音が静かに会場に響き始め、繊細でダイナミックな演奏は会場の人々を惹きつけていきます。杉中氏の奥様である「ゆう呼咲亜弥さん」の舞も加わり、会場の人達も華麗な舞に見入っていました。
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 演奏後には会場のお客さんと一緒に盆踊りをしながら会場内を1周。和気藹々とした雰囲気の中、草舞弦の演奏会は幕を閉じました。
 演奏後、スイスの方からも三味線についての質問があり、スイス人のみならず日本人としても非常に興味深いものでした。

 また、杉中氏は、オーストラリアの先住民族アボリジニの民族楽器「ディジュリジュー」の奏者としても知られ、その評価は高いものがあります。日本国内でも数少ないディジュリジュー奏者ですが、直接アボリジニから奏法を伝授した方は珍しい存在です。杉中氏のウェブサイトからサンプルが視聴できますので、興味のある方は下記のリンクからどうぞ。
杉中氏ウェブサイト: http://www.h5.dion.ne.jp/~oneness/soubugen.htm
草舞弦のサイトはこちら: http://homepage2.nifty.com/mo-ment/soubugen/

 今後も北海道と欧州での活動を精力的にこなして行くとの事で、「草舞弦」のお二人が、日本の文化を各国で伝えて行かれる事に感謝をし、応援していきたいと思います。