イースター休暇

イースター休暇で人の移動

この週末からイースター休暇に入った人も多いスイス。案の定、最初の週末はティチーノ州のゴッタルドトンネルで渋滞。休暇はじめの恒例となっていますが、今年は雪も舞ったようです。日差しは暖かいものの、やはりまだ風は冷たい感じがします。典型的なスイスの春の天気といえるでしょう。

電車での移動も多く南へ。電車内マスク着用義務の国も。

電車での休暇は、イタリアや南フランス方面もかなり多く人が乗車しているようです。これも毎度のことでしょうか。観光客が戻りつつあるイタリアも、コロナウィルスの感染対策を緩和していますが、電車内ではFFP2マスクが着用義務のようです。スイスは電車内もマスク義務は解除されていますから、うっかり忘れないように気をつけないといけません。イタリアは、入国用のフォームやワクチン接種および罹患証明書の提示もきちんと確認があるようです。

欧州内ではどこもコロナ対策を緩和し始めていますが、周辺国は、スイスよりも対策は厳しめですので注意が必要です。コロナワクチン証明書、マスクは準備しておいた方がいいでしょう。

インフルエンザもまだ残る

このイースター休暇も、多くの人が移動して、実家に帰ったり旅行に出かけたりしますので、その後が少し気になりますが、インフルエンザもまだまだ感染が出ているようです。特に学校では、コロナと合わせて続いている感じがします。

4回目のコロナワクチン接種議論

この流れで、秋には4回目を接種しなければいけないのか?そうした議論は、日本でも出ていて、特にアジア圏は中国の上海がロックダウンをしているので、おさまる気配がありません。日本も増加傾向にありますが、人口あたりの感染率はスイスに比べて低いようです。スイスでももちろん、秋の4回目接種を計画しているようです。

3回目以降の接種状況や実際の効果については、コロナ対策が緩和されたこともあり、あまり大きくは報道されませんが、3回目の接種後に感染している人も多いです。周囲でもブースター接種後1、2ヶ月以内に感染している人が多く、症状がなく気がつかなかった人も、抗体検査で感染が発覚しています。ワクチンのおかげで、軽く済んだ人が多いかも知れませんが、2回接種後の感染者も軽く済んでいることが多いので、実際効果があったのかどうか不審がる人も。

そうなると、4回目接種に懐疑的な人も出てきます。何が正しいのか、わかりづらくなっているかも知れません。