コロナ感染対策の緩和措置(5/12日付)

ワクチンの普及とともに下がる感染率

この2週間、スイス政府は感染率の推移を見ながら、国内の状況を慎重に見極め、緩和措置を発表しました。
飲食店の室内での営業については、最終決定は5/26日になる予定ですが、5/31日から再開する予定です。

飲食店の室内での接客

現在はテラス席のみ営業が可能になっている飲食店ですが、5月31日には解除の方向です。ただし、食事をしていない時間(待っている時間)はマスクをする必要があります。

ワクチン2回接種者の自主待機免除

ワクチンの接種が進む中、夏に向けて、ワクチン接種者の自主待機を免除する考えがあるということです。ただし、当然これは国外からスイスに戻ってきた場合で、渡航先の国の話ではありません。ワクチン接種者には朗報ですが、接種をしたくない人にとっては、不公平だという声もあります。

16歳以下の子供の場合は

国外から戻った際、16歳以下の子供の場合も、PCRテストで陰性の場合、自主待機を免除されるということです。こちらも同様に国外からスイスに帰国した場合です。

ホームオフィスも解除の方向

ホームオフィスの指示が出ている大学や企業においても、ホームオフィスの推奨に緩和されます。各会社による判断となります。

室内と屋外のイベント

イベントの開催ですが、室内は50名から300名へ緩和。屋外においては、100名から300名まで可能になります。コーラスグループもプロアマ問わず可能になります。

温水プールとウェルネス施設の再開

一人当たり15平米のスペースを確保して、室内プールとウェルネスの営業も再開となります。

何れにしても、5/26日にスイス政府の正式な最終決定がされますが、上記のような緩和措置が取られることになります。夏の休暇も迫り、国外へ行き来する人も増えるため、その準備段階に入った感じがします。コロナワクチンも各カントンレベルで差はあるものの、若い世代へのワクチン接種も進んでいるようです。