スイスのスキー場の様子

週末オープンした小さなスキー場

この週末、雪山にハイキングに行ってきましたが、場所は小さなスキー場のハイキングコース。ゴンドラもなく、リフトが数本のスキー場です。
レストランは、外のテーブルはすでに片付けられていて、昼頃にはあちこちでピクニックをしている家族連れの姿が見られました。レンタルスキーや公衆トイレは開いており、リフトの周辺エリアはマスク着用義務になっていました。

ハイキングコースには誰もいない

スキー場ですので、ハイキングをしている人はほぼおらず。雪の積もった森の中を2時間ほど歩きましたが、スキー場の方へ抜けると、リフト待ちの子供達がたくさんいました。一見いつもと変わらないスキー場の様子ですが、やはりオープンした週末としては人は少ない感じでしょうか?そしてスキー場でのマスク着用姿は、初めて見る光景です。もちろんスキーヤーでもマスクをしている人もいればしてない人もいて、あまり密集している様子はなかったです。

他国からはスキー休暇禁止でもスイスは営業

ドイツや隣国のコロナウィルス対策としては、スイスのスキー場が営業していることから、スイスにスキー休暇に行かないように勧められています。スイスのスキー場は、危ない地域というようなイメージです。実際スイスでも、感染対策が十分でない場合や、その地域の病院のベッド数が足りない場合など、医療的に不十分な場合、各自治体がスキー場の営業停止をしているところも多いです。スキーはスイスの文化、という人もいましたが、スイス人にとってスキーに行けないのは、やはり異例のことでしょう。

おそらく日帰りのスキーなら、ハイキングと変わらないような状況ですので、1週間泊まりで連日レストラン行くなどのことがなければ、コロナ自体の感染の確率は低そうです。しかし、スキーでの事故や怪我、体調を崩した場合の病院の環境などを考えると、例年のようなスキー休暇は難しそうです。
実際、学校のスキー合宿は早々に中止されていますし、この冬は全てが異例の事態と言った感じでしょう。
スキー、クリスマス、正月、ファスナハトなど、数々の冬のイベントはしばらくは我慢しなければならないようです。