コロナワクチン接種者はドイツで買い物OKに?

コロナワクチンの接種が進み特例を検討

自分の周りでも、高齢者以外の年代の人(40-50代)が、次々とコロナワクチンの接種をしています。接種の通知がSMSで来ると、2回目の接種日も時間と共に指定されてきます。1回目の接種から4週後が2回目の接種日になるようです。

スイスは夏までに希望者の接種を終えたいと考えているようで、コロナワクチンを接種した人にはワクチンパスのようなものも検討されています。夏はまた欧州国内でホリデーを過ごす人が多いため、それに照準を合わせて準備しているようです。

買い出しもワクチン接種で許可検討

ホリデー以外でいうと、日常生活において、ドイツと国境を接するカントンの人たちは、昨年の12月下旬からドイツでの買い物が禁止されています。
現在ドイツ側のBaden-Württemberg州では、コロナワクチンを接種したスイス人およびスイス在住者に、買い物の許可をするか検討しているようです。
あと2ヶ月経てば、おそらくかなりの人がコロナワクチンを接種できると見られ、ドイツ側のスーパーマーケットや商店にとってもスイス人客の減少は死活問題です。国境側の大型スーパーやお店で買い物する客の65%はスイスからという数字を見れば明らかですが、昨年末から売上は落ち込んでいます。

ドイツでは、スイスとは逆に厳しい頃な感染防止対策をしていて、美容院などもコロナPCR検査の陰性証明がないと入店できません。簡易検査でいいということですが、それでも、予約がキャンセルになる場合もあります。
今週月曜から感染対策を緩和したスイスですが、夏までにコロナワクチン接種が進み、落ち着くのか、また感染者が増えてしまうのかわかりません。

日本でもワクチンパスポートの話が出ているようですが、欧州から日本に帰国する際にもこのコロナワクチン接種証明があれば、自主待機を免除されるなどの措置がされれば良いかなと思っています。