「ピーターと狼」日本語版初演のご案内、および協賛・ご寄付のお願い

晩夏のころ、皆様にはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

9月14日(日)11時開演予定の「ピーターと狼」日本語版初演のご案内を差し上げます。

ヴィオラ奏者の神谷未夏さんが参加している、ヴィンタートゥール八重奏団(Kammerphilharmonie Winterthur)は、日本の音楽プロダクションLEGAREから招聘を受け、9月26日から7回、関東、北海道をまわるジャパンツアーを行います。今年創立10周年を迎えるこの楽団は、若手ながらスイスの音楽界で、確固たる地位を築いているオクテット(八重奏)です。2003年以降、毎年夏に強化合宿を行い、寝食を共にしながら新しいレパートリーに取り組み、「その類まれな信頼と友好に溢れるアンサンブルは、聴く者の心を打つ」とスイス内外で高い評価を得ています。

ロッシーニのウィリアムテル序曲をはじめとした、親しみやすい楽曲を組みこんだ「子供も大人も皆で楽しめるコンサート」に、ここ数年力を入れている当楽団ですが、今回のプログラムのハイライトは、プロコフィエフの「ピーターと狼」。NHKテレビ番組「世界ふれあい街歩き」のテーマ曲、また「プロフェッショナル仕事の流儀」の挿入曲の作曲などで活躍している村井秀清氏が、オーケストラ版の「ピーターと狼」を、この八重奏団のために特別にアレンジしたものです。これまで、スイスドイツ語での語りを取り入れたり、舞台女優を語りに起用するなど、様々な試みに挑戦し、毎回好評を博しています。9月26日(金)、逗子文化プラザなぎさホールでの公演は、八重奏版「ピーターと狼」の日本初演となります。

ジャパンツアーにさきがけ、きたる9月7日と14日、「ピーターと狼」シリーズの演奏会を、チューリッヒ州Winterthurで催します。7日はドイツ語版、14日は野嶋篤氏を語りに迎えて、日本語版の公演となります。つまりこの2008年9月14日(日)が、日本語による「ピーターと狼」八重奏版の本当の意味での初演となります。是非この記念すべき公演をお聴きのがしなく。座席に限りがございますので、チケットのお申し込みはお早めに。

「ピーターと狼」日本語版初演

2008年9月14日(日) 11:00開演 (開場10:30 終了12:30予定)

Altes Stadthaus Winterthur, Marktgasse 53

ヴィンタートゥール八重奏団(Kammerphilharmonie Winterthur)

語り: 野嶋  篤
大人20フラン、 こども(16歳まで)10フラン

チケット申し込み:ticket@ruegg.com

■ 参考・プロフィール

ヴィンタートゥール八重奏団(Kammerphilharmonie Winterthur) 

URL : http://www.kammerphilharmonie-winterthur.ch/kammerphilharmonie.shtml

野嶋 篤: スイスと日本を結ぶ生活情報・交流誌『グリエツィ』編集人、ルツェルン日本語学校教師

■ 協賛・ご寄付のお願い

今後スイス各地で、日本語版「ピーターと狼」の公演を行なえればと願っています。ここスイスにいながら、日本語の語りで「ピーターと狼」を楽しめる機会があることを、是非お知らせしたく、チューリッヒ近郊のみならず、スイス各地にご連絡を差し上げています。子供たちにクラシック音楽を、そしてプロの生演奏を身近に感じて体験してほしいということで、100席前後の小規模の会場での公演が主体となります。入場料も抑えて設定してゆきたいとおもいます。ただそうしますとチケット収入だけでは出演料、 会場費、諸経費をまかなうことは困難です。「クラシック音楽を身近に、子供も大人も皆で楽しめるコンサート」という趣旨にご賛同いただきたき、ご寄付もあわせてお願い申し上げる次第です。

個人:一口100フランより(一口あたり親子ペア券を進呈)
法人:一口200フランより(演奏会配布プログラムノートに法人名を記載)

※ご検討いただき、ご賛同くださる方は下記【問い合わせ先】へ、9月5日までにご連絡くださいませ。

■【問い合わせ先】

ヴィンタートゥール八重奏団

広報PR担当

ルエグ木原さやか

ticket@ruegg.com