イタリアやフランスの島では
猛暑となった地域も多いリゾート地ですが、今年も山火事が多く発生しています。
地球温暖化が原因と言う印象で報道されていますが、実はこの山火事は、昔から放火する人がいると言う話を聞きました。
夏のバカンスシーズンに、押し寄せる夏の観光客を嫌ってなのか、そうした時期を狙って放火する人間がいるのだと、イタリア人からも聞きました。
これだけ暑くて乾燥していれば、タバコの火の不始末でも簡単に火が広がってしまうのは容易に想像できます。
警察も対策を考え、最近ではドローンなどを使ってパトロールもするそうですが、毎年起きています。
コルシカ島やサルデーニャ島でも毎年起きる
数年前、イタリアのサルデーニャ島とフランス領のコルシカ島に行きました。
どちらも地中海に隣り合って浮かぶ美しい島ですが、実際に両方の島で山火事を目撃しています。
そして、ホテルのスタッフがまたかと言う感じで、誰かが火をつけたんだと話していました。
放火は罪が重いです。
そんな重罪を簡単にしてしまうとは、本当に怖い話です。
もくもくと立ち上る煙を見ながら、消防車のサイレンを聞きましたが、風向きが変わって煙が近くなると非常に怖いです。
ニュースで山火事や災害の状況を見ますが、全くの人ごとではないなと改めて思います。