節電方法の紹介

最近、新聞に節電の紹介が掲載されていることが多い

欧州では、この冬の電力不足の問題があるため、節電をしようということになっているのは、世の中の流れとなっています。個人の行う節電だけで、状況が改善するかどうかはともかく、最近はよく節電関連の記事を見かけます。

内容は至って当たり前でシンプルですが、実際にやっているかと言われるとそうでもありません。紹介されていた節電術を書いてみます。

パソコンのディスプレイ

パソコンを使っている人は、ノート型やデスクトップ型に関わらず、画面の表示がずっとついている人は、電力を無駄にしている可能性があります。席を離れる際に、一旦スリープモードにすれば、節電につながるということです。人がいないのに、つけっぱなしのパソコンのディスプレイが、かなりの電力を消費する様ですので、パソコンの設定にあるスリープモードを、30秒から1分の間に設定すると良いと書かれていました。

ディスプレイの明るさ

こちらも、パソコンですが、ディスプレイの明るさも少し抑えて、セーブすると良い様です。スマホも同様に、明るさを調整できる機能があるので、明るさを抑えたモードにすると良いでしょう。

スマホの通知

スマホのアプリの話ですが、新しいニュースの通知機能やメール着信通知の機能などは、極力減らす様にするとバッテリーも持つ様です。人にとっては、何十個ものアプリを使用していて、様々な通知が鳴りっぱなしの人もいます。これらを必要なものだけにすれば、電力消費も抑えられそうです。

アプリの消費電力をチェック

アプリの種類によっては、電力消費が著しいものがあります。これらをスマホの機能で、どのアプリが一番電力消費をしているかチェックしてみると良い様です。最近の新しいスマホであれば、勝手に教えてくれるものもあり、特に全く使用されていないアプリは、削除しますか?などの通知が出ることもありますので、一度見てみると良いかもしれません。

Bluetoothを切る

Bluetoothも使っていないのに、ONになっていることが多いでしょう。これも電力消費の原因ですので、使用していない人はOFFにすると良いでしょう。

WLANも使い分けを

外出先で、自身の契約するモバイルのネットワークを使う場合は、WLANをOFFにすると、電力をセーブできます。モバイルのネットワークの方が、電力消費が多い様で、会社や自宅に着いたら、自動的にWLANに接続が切り替わりますが、逆に言えば、その間はWLANがONのままです。これが意外と電力を食うそうなので、こまめに切ると良いかもしれません。

スマホも再起動

スマホの動きが悪くなってきたら、一度再起動をかけてみると良いでしょう。一度リセットすることで改善する場合もあります。またネットで見た画像などのキャッシュ(記憶)も消すと、動きが良くなることがあります。

スマホは、パソコンで言えば、いつも電源が入っている状態で、いわば冷蔵庫の様な生活必需品になっています。常に電源が入っていれば、それだけ機械にも負担がありますので、こまめにチェックしてみましょう。

使用していないコンセントも抜く

スマホの充電コンセントも、差しっぱなしの人がほとんどでしょう。これも、使用していないときはコンセントから外すことで、多少セーブできる様です。

他の家電についても同じで、コーヒーマシンやミキサーなど、使用していないときは電源を抜く様にすると良いでしょう。

パワーバンクを買う

それでも、節電が足りなくて毎日スマホの電池が足りない人は、携帯用のパワーバンクを買うと良いでしょう。大事な電話やメールを受信できないと困るという人は、移動中もこれがあれば助かります。

また、家庭においても、この携帯型パワーバンクは注目されていて、大きな容量のものであれば、電気トースターやコンロなども使えるので、この冬のブラックアウトに備えて、購入する人も増えている様です。

それなりの金額もするので、いくつも買うわけにはいきませんが、一度検討しても良いかなと思います。

よく読んでみると、どの節電方法も、ごく当たり前で新しいものではありません。普段いかにしていないか、気にかけていなかったかがわかると思います。一家庭でできる節電はおそらく僅かでしょうが、それが何百万世帯ともなれば、電力の節約にもなるでしょう。

いよいよ寒くなり、冬到来の気配です。我が家も一度節電対策を心がけようと思います。