病院をたらい回しにされた話

激痛に襲われた友人の母

先日、友人の母が下腹部の激痛を訴えて病院に行きました。しかし、病院を三つも梯子して、散々待たされた挙句、レントゲンを撮ってもわからないと言われ家に返されてしまったそうです。それでも痛みが治らないので、救急で再度大学病院に行き、尿呂結石だと判明したそうです。

結局そこで手術をすることになったのですが、友人は、あまりにもいい加減な対応に呆れていたそうです。触診だけでわからないと言われても、患者の方は困ってしまいます。

目の前の患者が尋常ではない痛みで苦しんでいるなら、なぜに可能性を探らないのか?

盲腸かもしれないし、医師なら別の病気を疑っても良いのではないかなと思います。自身も似たような経験はありますが、ここまで酷いのは本当に運が悪いとしか言いようがありません。

医療は進んでいるが、医師の当たり外れが多い印象

スイスの医療は欧州の中でも進んでいると思いますし、信頼もできるものとして認識していますが、長年住んでいれば、当然、良い経験と悪い経験があります。

随分昔の話ですが、初めてスイスで医者に行ったときに、自分自身はどういう痛みなのか、わかっていて病名も伝えましたが、診察してくれた医師はそんな病気は聞いたことがないと言われました。

そして、他の先生に聞いてきますと言って、その場から15分程いなくなりました。

結果、ものすごく強い痛み止めの抗生物質を出されて、副作用に苦しみました。ちなみに医師でなくても、誰もが知っているような症状の病気ですし、適切な薬の処方と対応をして欲しかっただけですが、それでも知らないと言われました。

結局、別のクリニックに行ったり、友人の医師にアドバイスを聞いたりして、通院し改善しました。

大したことがないのに、精密検査

2回目は、数年前のことですが、腹痛で発熱したので、かかりつけの医者に行くと、すぐに大きな病院への救急依頼の手紙を書いてくれすぐに行きなさいと言われました。やや大袈裟かなと思うくらいの対応でした。

大きな病院に着いてからも、3名の医師が原因を突き止めるまでに、レントゲンからCTスキャンまでして、結果入院することになりましたが、すごく親身になってくれ、本人が大したことないだろうと思っているレベルでも、きちんと調べてくれました。

なので、対応する医師や病院の体制など色々な要素が影響してくるのだろうなと思いました。

入院生活も非常に快適でしたし、その後の検査も文句のつけようがないくらいきちんとしてくれました。

ただ、検査費用、入院費の請求書を見たときは、金額の高さに唖然としましたが。

コロナで緊急搬送の高齢者

近所に90代の女性が一人暮らしをしていますが、最近、コロナに罹ったそうで、病院をたらい回しにされ、最悪だったと話していました。なんでも、どこも受け付けてくれず、最終的に受け付けてくれた病院では、広いホールみたいなところにベッドが一つだけあり、そこで隔離されたということでした。頭に来たその女性は、3日目に病院を脱走したそうです。入院中に金のネックレスも盗難にあったのだとか。

ただ、少し認知症が進んでいる方なので、どこまでが本当の話なのかはわかりませんが、病院の対応がひどいものだったというのは変わり無いようです。

他にも、医療ミスで亡くなった知人の話も聞いていて、とてもスイスで起こっている事とは信じがたい話もあります。

ですので、そう言った話はあまり真に受けないようにしていますが、自分が病気になった時はやはり少し不安になります。

ここ1年でそういう話を多く聞くようになったのは、やはりコロナパンデミックで、患者が激増し、病院のスタッフが減ったりして医療の質が落ちているのだろうかと疑うこともあります。

健康保険も来年また値上がりしそうで、医療費の負担も増えそうです。