30度を超える暑さ
このところ、スイスでも30度を超える暑い日があります。湿度がない分、まだ良いのですが、やはり暑いのには変わりありません。仕事場のオフィスでクーラーが入っている人は、まだ良いのですが、家で過ごす人は、ほとんどの家庭でクーラーが設置されていませんので、部屋のタイプによってはかなり暑くなります。
屋上の部屋の場合
まず、アパートの場合ですが、屋上の広いテラスのあるアパートの場合はかなり暑くなります。開放感もありスペースも広い、気持ちが良いタイプのアパートですが、最上階ということで当然暑いです。庭に設置できるような大きなパラソルを窓際に置いたりして、暑さ対策をしている人が多いようです。後は水を撒くこと。これは日本ではよくみかける「打ち水」ですが、スイスでは水を撒いている人はあまり見かけません。他のアパートでもそうですが、朝、まだ気温が低いうちに窓を全開にして、空気を入れ替えます。その後はシャッターも締め切ってしまった方が暑くなりにくいです。
プールや川、湖に行く(水の事故に注意)
この暑さだと、子供はもちろん大人も市民プールへ行く人も多いでしょう。もしくは、川や湖にも出かける人が多い時期です。毎年のことですが、水の事故は起こっていて、特に川では流れが早い場所もあるので、注意が必要です。湖も急に深くなったり、水温が急に下がったりして足をつったり、泳ぎが得意な人でも思わぬことで溺れてしまうことがあります。
つい先日も、市民プールで溺れてしまった子供が病院に運ばれましたが、残念ながら亡くなったそうです。あんなにたくさんの大人が周囲にいても救えなかったと言うことで、夏休みを目前に地元で起きた死亡事故にショックを受けています。
分かりきったことでも再度注意をし、お子さんのいる方は、もう一度気をつけるように注意を促すことも大事です。
スイス国内だけではなく、海外のビーチリゾートや山などでも同様に、事故には気をつけて楽しみたいと思います。
日焼け止めクリームは必須
レジャーには付き物の、怪我をした時の救急セットなど、一度準備をし直しても良いかと思いますが、日焼け止めクリームも大事です。自分が子供の頃は、日焼け止めクリームを塗ったことなど一度もありませんでしたが、皮膚癌などの原因にもなり得る日焼けは、大人も子供も必須アイテムとなっています。
日焼け止めクリームもUVカットの強さがあり、20、30、50などと書いてあります。50はかなり強いものですので、小さなお子さん用に買われる方が多いようです。ただし、日焼けクリームによっては、肌に合わない場合、逆にかぶれてしまったりすることもあるので、かかりつけの医師に相談して、肌が弱い人向けの日焼け止めクリームを薬局などで購入すると良いかもしれません。日焼け止めクリームに入っている成分の違いで、アレルギーが出る場合があるそうです。
また、白い日焼け止めクリームが強すぎて、シャワーを浴びてもなかなか取れないこともありますので、実際に使ってみないとわからないところもあります。また、ひどく日焼けしてしまって肌が炎症してしまった場合も予想して、軟膏のようなクリームもあると良いでしょう。
後はもちろん熱中症などにも注意して、夏のレジャーを楽しめると良いかと思います。