秋休みを前に

秋休み前のコロナ検査

先日、コロナ検査の無料期間が延長されたこともあり、少しだけほっとしている方も多いと思いますが、時期的にも周辺では風邪が流行っています。鼻みずが出たり、喉が痛くなったりという症状ですが、コロナ検査をすると陰性というケースが多く、学校などでも風邪をひいている生徒が多いようです。

持っている人は、まず簡易コロナ検査キットで試してから、かかりつけの医師か検査センターに行くと良いでしょう。秋休みにスイス国外に出る人は多いので、証明書のために検査をする人も多いので、この週末を前に混雑が予想されます。ワクチンの接種も同様で、接種会場は混雑しているところが多いようです。

単なる風邪かワクチンの効果なのか

きちんとコロナ検査をすれば陰性か陽性かは出ますが、症状がないことには感染しているのか気がつかないので、ワクチンを接種している人が無症状でも、周囲でコロナ感染者が出る場合が当然あります。それに気がつくまでの間に、他人にうつしてしまうので少し警戒が必要です。

スイスに戻るには入国フォームを準備、ワクチンパスも紙で予備を

スイス政府の決定により、スイスに入国する人は陸路でも、空路でも入国フォームが必要です。ワクチンを打っていない人は、さらに陰性証明と入国後のテストが必要です。ワクチンパスをスマートフォンに入れている人も、なんらかのトラブルでスマホの機器が故障したり、バッテリー切れだったりということはないと言えませんので、プリントアウトしたものを用意しておくと良いでしょう。コピーをしておくのも良いかもしれません。

欧州各国では飲食店を中心にワクチンパスを提示

近隣の欧州諸国で秋の休暇を過ごす場合、レストランなどでのワクチンパスの提示が必要な国が多いです。スイス国外では、コロナの感染防止対策も少し違いますので、渡航先のルールをチェックしてから行くことをお勧めします。

スイスのレストランでもワクチンパスの提示は始まっていますが、お店によっては、全くチェックしないところもあるようで、その場合は飲食店側が罰せられます。お店のスタッフの負担にもなっているワクチンパスの確認作業ですが、やはりきちんとルールを守ったお店で飲食したいものです。お店側の対策意識にも注意が必要になるかもしれません。