スイス政府のコロナウィルス感染拡大防止の追加措置 2020年12/12から2021年1/22まで

ロックダウンは回避

予想通りといえばそうですが、スイス政府はロックダウンを回避したい考えの元、コロナウィルス感染拡大を防ぐための追加措置を発表しました。新しく取られる追加措置は以下の通りです。

・レストラン、小売店、図書館、博物館の営業が19時から翌朝6時までの間は営業停止となります。日・祝も閉鎖(飲食店は日・祝可)。

ただし、12/24-25日、12/31日-1/1日は午前1時までの営業が許可されます。

・プライベートな集まりは10名まで(子供含む)、2世帯までに抑えることを強く推奨します。

しかしながら、葬式、政治的、宗教的な集まりに関しては、50名まで許可されます。

・スキー場は営業(クリスマス、年末年始)ただし、12/22以降は、その州の病院のベッドが十分に余裕があることなどの条件の元許可が必要。

・スポーツは5名までの接触無しのトレーニングなら可。

その他の感染予防の対策は、引き続き、マスク着用、小売店の入場制限、飲食店の連絡先確保(1テーブル1人)、出来る限りの会合や人との接触を避ける。ホームオフィスなどです。

この措置が、2021年の1/22日まで実施されます。

 

依然として高い感染者数ですが、この措置でクリスマスを乗り切れるのかは不明です。まだ緩い規制強化だと思っているスイス人も多く、クリスマス後に爆発的に感染者が増えないことを祈るばかりです。通常の風邪やインフルエンザ、ノロウィルスなど、この時期に病院に世話になる人も多いので、医療関係者への負担が軽くなるように、いまは我慢をする時ではあります。ワクチンも確保しているスイスですが、ワクチン嫌いのスイス人ですので、実際に接種がどれくらい進むのかも不安要素です。