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スイスフランの暴騰

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2011年秋から、ユーロに対して為替介入を行っていたスイス中央銀行が、1ユーロ1.2フランの介入を解除したとたんに、為替相場が混乱しました。
安定通貨と言われていた名声が崩れた瞬間でした。1日で40%近く変動するという、過去にない波乱で、損失を被った方も多くいます。
フラン高が続けば、特に企業は輸出が難しくなりますし、スイスに人も来なくなります。

ユーロ建ての個人年金などをしていた人たちも、一気に資産が減り、ユーロを切り崩して生活していた年金生活者たちに大きなショックを与えました。
過去2007年に、一時ユーロが高騰し高値をつけましたが、それを上回る衝撃だったといえるでしょう。
また、ユーロはユーロで、さまざまな不安材料を抱えていて、このスイスフラン暴騰が起こる前から、2015年は下がっていく「予想」がされていました。
この金融専門家による予想ですら、年の初めから一気に飛び越えてしまった印象です。

一方では、お隣ドイツやフランスのオンラインショッピングは、活気があり、欧州を含む海外への旅行もスイス人にとっては、行きやすくなります。
一番得をした人たちは、近隣のユーロ国から、越境で働きに来ている人たち。自分の給料が1日で3,4割も増えたのですから、両替所は混雑したようです。

今後、スイス中央銀行も次の手を打ってくるとは思いますが、しばらくは様子を見るしかなさそうです。