9月29日の臨時閣議後の会見で、河村官房長官はスイスとの経済連携協定(EPA)締結交渉に大筋合意したと発表した。同じくベトナムとも協定に合意し、年明けには署名をする予定。

 これにより日本、スイス間で約99%の関税が撤廃される予定で、この協定により一気に輸出入の活性化が起きると見られている。スイスでもより多くの日本製品が流通する事により、両国間の貿易活性化に繋がりそうだ。

 また、電気製品や工業製品の部品などは協定締結後、即時撤廃で製造業関係者にとっては大きなプラスになる。日本においても、スイスのチーズやワインの輸入が増えれば、グルメに関心の高い人達にとってはうれしいニュースとなりそうだ。高品質のスイス製品と日本製品の流通が、新たな経済効果をもたらす事が期待される。