全米オープンテニス2008の男子シングルス決勝で、スイスのロジャー・フェデラーがイギリスのアンディ・マレーを下し、大会5連覇を達成した。スコアは(6-2, 7-5, 6-2)のストレート勝ちで、13度目のグランドスラムとなった。

 2008年、フェデラーは不調に悩み、フレンチオープン、ウィンブルドン、そして全豪オープンまでも落としたうえ、世界ランク1位の座を、スペインのナダル選手に譲る事となった。

 それだけに、今大会の勝利は格別で、フェデラー復活ともいえる結果になった大会である。
なお、グランドスラムの、最多優勝記録14を持つピート・サンプラス氏にあと一つと迫った。今回の13度目のグランドスラムはサンプラス氏よりも5大会早い。

外電