スイスの2024年アウトバーンステッカーがオンライン販売開始

スイスのアウトバーン(高速道路料金)

12月1日からスイスのアウトバーンのステッカーが販売開始となり、2024年からe-vignetteとして利用できるようになります。

昨日は、販売開始直後からサイトにアクセスが集中して処理が追いつかない状態が続いていました。

認証メールも延滞があるそうなので、購入の方は少し時間をおいてみても良いかもしれません。

これまでのステッカータイプも引き続き使用可能ですが、ナンバープレートを登録して購入すれば、車のフロントガラスにステッカーを貼り付ける必要はなくなります。

現在、スイスの高速道路料金は1年間で40フランと、高物価のスイスにしては格安だと思います。

料金所もないので渋滞も回避できますし、およそ九州と同じ面積の国土とはいえ、40フランでスイス中のアウトバーンを利用できるのはありがたいことです。

近隣諸国でアウトバーンの料金が必要なのは、フランスやイタリアですが、長距離を走る場合かなり高くなります。40フランでは収まりません。

実際、イタリアでもフランスでも料金所があり、区間距離に応じて徴収されます。

そのため、地元の人たちは仕事に行くのに、アウトバーンは使用せずにいわゆる下道を走ります。

アウトバーンとは別に、国境の周辺では、通行料金として徴収されることもあるので、常にクレジットカードかユーロの現金などを用意している必要があります。

他国からの車もスイス入国が楽になる

スイス国外から来る車も、スイスのアウトバーン料金を払いますが、国境で車を止めてステッカーを買う必要がなくなり、事前にオンライン登録できるのは利便性も高くなり良いことです。

ステッカーをフロントガラスに貼っていないため、罰金を取られたという話はあまり聞きませんが、これからはナンバープレートを照会すればオンラインベースで確認ができるため、双方にとって楽になります。

ちなみに、このステッカーも貼る場所が決められていて、間違った場所に貼ってある場合も罰金を取られます。

毎年張り替えるため、フロントガラスも汚れるし、確認作業も手間がかかるため、オンライン登録は様々な面において有益でしょう。

下記のサイトから購入できます。

https://via.admin.ch/shop/dashboard