スイス国内の休暇、ハイキングで気をつけること

今年は国内休暇

 かなり多くの人が選んだスイスでの休暇。普段の夏休暇なら海を目指すスイス人も今年は八女へ行く人が多いようです。スイス人はとにかくハイキング好きで、人によってはハイキングではなく、登山ではないかと思ってしまうくらい険しい山道を歩く人もいます。
 そんな中、ハイキングコースでの滑落事故が毎年起きています。今年はそうした山道に多くの観光客が来るでしょうから、一層きをつけたいところです。何に気をつければ良いかと言うことですが「崖」です。
 一般のハイキングコースでも、全く柵のしていないハイキングコースが多く、それこそ崖になっていても自然保護の観点からなのか、不要な柵はつけていない場合があり、ここから素人のハイカーは滑落し命を落とします。子供や犬のハイキングが禁止されている箇所もあり、本当にびっくりするくらい危ないです。

夏は水の事故も多い

 夏はスイスなら湖とか川遊びも盛んです。ベルンのアーレ川は毎年たくさんの人が泳いでいます。しかし、川は流れが早く危険な箇所もあります。昔から、日本でも川の水遊びは危険と教えられていて、流れの早い箇所、急に川の温度が低くなっているところなど、深みにハマってしまうと泳ぎの得意な人でも亡くなるケースがあります。また人の多さも問題になっていて、遊泳中の人がカヌーやボートと衝突して怪我をする事例もあるようですので、注意が必要です。

 今年の夏季休暇はコロナウィルスの件で一変しています。またいつロックダウンになるのかもわからない状況で、楽しめるときに楽しもうと言う人が多いので、より注意を払って、山や川で遊ぶようにしたいと思います。