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学校でのマスク着用と先生達のマスク着用

学校でもマスク着用義務になりしばらく経ちます

あまりにもマスクを嫌うスイス人でしたが、スイス政府がマスク着用義務を発令して、今じゃマスクをしていない人が見当たらないくらいです。流石に郊外を散歩している人はマスクをしていませんが、お店や街の中心部ではほとんど浸透している感じです。その効果なのか、ここ数日は感染者も落ち着いて来ております。とはいえ、まだ4500人台です。油断はできません。

学校でも中学校以上はマスクの着用義務になり、生徒には、一人一箱50枚入りマスクが配布されました。学校の先生もマスクを着用していますが、たまに外している先生もいるとかで、コロナが陽性でも症状が出ないかもしれない生徒達の前で外すのはちょっと怖い気もします。

ある学校では、マスク着用の指示に従わなかった先生が解雇されたという話も聞きました。その辺の対応はおそらく学校次第でしょうが、先生も生徒も見えないウィルスには十分気をつけるしかないわけですので、今は大人しくしていた方が良さそうです。

習い事の教室でも陽性が出た

子供の習い事でも、陽性の生徒が出ました。16歳の生徒ですが、ほぼ症状もなく大丈夫ですが、その日にレッスンをした先生が自主隔離状態に。たまたまうちの子供は、事情があり2週連続で休んだので、その間に陽性の生徒が出たということで、コンタクトはなくセーフでした。とにかく、どこで感染するかわからない上、いわゆるティーンエージャー達は、感染に気がつかず症状も出ないか、軽い風邪程度の子が多いわけです。そして、彼らが家に持ち帰って、知らないうちに拡散するということなので、学校でのマスク着用はある程度は効果があるでしょう。そうでなくとも、距離感の近い子供達です。カバンには忘れた時のための予備のマスクも入れて、学校に行っています。

子供の友人の親の仕事場で陽性者が出る

先日、友人を家に呼んでゲームをしたいということで、いつも通りOKを出したのですが、友人が来る前にその子の父親から電話がありました。その家族とは付き合いがあるので、私も父親とは友人関係なのですが、どうやら彼の職場で感染者が出て、まだPCR検査の結果が出ていないので、子供がそっちに遊びに行ってもいいものか?ということでした。

まあ、どうせ学校でも同じクラスですし、コンタクトをしているわけで、大丈夫じゃないかなと答えたのですが、後からやはり念のためPCR検査の結果が出るまでは、リスクは避けたいということで、直前でキャンセルになりました。結果的には、彼も陰性で大丈夫だったのですが、こちらとしては気を使ってもらい何よりです。そして、まあ大丈夫だろうという憶測だけでOKするのもちょっと考えものかなと思いました。

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ファイザー社に続き、Moderna社もコロナワクチン有効率94.5%の報道

先日のファイザーがコロナワクチンの有効率9割以上を発表しましたが、Moderna社も94.5%のワクチン有効率を発表し、コロナ収束の光が見えてきたという見出しが踊りました。見通しでは、完全な収束までは来年いっぱいはかかるということですが、2021年の前半でこれらのワクチンが効果を発揮してくれれば、次の冬にはパンデミックは治るはずですので、期待は膨らみます。

そして、旅行業界と航空業界に光が見えてきて、何の心配もなく日本に帰国できるかもしれません。ワクチンにもマスク同様、懐疑的なスイス人が多いですが、スイス及び世界の現状を見る限り期待せずにはいられません。ワクチンそのものが良いとか悪いという話ではなく、コロナパンデミック収束に向けて出来る最善策がこのワクチンであれば、各国の経済的な危機的状況も救われるかもしれません。

今は我慢の時

どのくらいの期間になるかまだわかりませんが、この冬は我慢の時だと思います。この冬を越せば、暖かい春から夏にかけて、コロナウィルスのワクチンが効果を発揮し、良い結果が見られると思い我慢です。何を我慢しなければいけないかは、もう誰もが知っていることなので、あとはできるだけ多くの人が意識を持ってこの冬を過ごしてほしいと思います。

 

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