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オンラインショップ利用の注意点

オンラインで購入する際に気をつけたい事

オンラインショッピングが今年はコロナの影響もあり、非常に成長しましたが、新規参入のショップもたくさんあり、購入する際にはより注意が必要です。すでに購入経験のあるサイトで買う人がおそらく多いと思いますが、例えばアマゾンでも、いろいろな出店者がいて対応がまちまちです。最近では製造国から直接出荷される商品も多くて、スイスやドイツで注文しても、中国から物が届いたと言うことは最近では良くあることです。

実際に自身もアマゾン(ドイツ)で注文した商品が中国から届いて、いくつか良い経験と悪い経験をしております。まずは、荷物の追跡ができない場合。これはアマゾンの管理画面に、追跡のリンクが出るのですが、そこにはちゃんとトラッキングナンバーといって、自分の発送された荷物の番号が書いてあります。これを追跡サイトに入力して確認するのですが、出てこない場合もあります。基本的には、国際郵便の場合、発送国と受領国で同じ番号で検索ができます。日本の郵便もEMSなどは、共通の番号で追跡できて、今どこに荷物があるのかわかります。

しかし、一度追跡もできず、荷物も1ヶ月以上届かない事がありましたので、これはもうダメだと思い、販売者にコンタクトをしたところ、先方でも荷物の行方がわからずキャンセルになりました。意外にも丁寧に対応してもらい、仮に遅れて商品が届いても代金はいらないので、受け取ってくださいと言う事でした。おそらく非常に少額の小さな商品でしたので、あまり損失にもならない額だった事がお互い幸いしていたのかもしれませんが、大きな金額のものはやはり躊躇します。結局、3、4ヶ月後に急にその荷物が届いたのですが、その時にはもう必要なくなっておりました。

 

支払い方法

知らないサイトでの購入には、やはりクレジットカード番号を入力するのを躊躇います。実際には、カード情報は販売者には行かず、間のクレジット会社が管理していますので、カード所有者の名前以外は販売側には行かない事がほとんどです。しかし、販売者が自前のサーバーなどで運営している場合や、カード番号入力の情報欄がうまく機能していない場合などは心配です。

できる限り振り込みを選択

一度カードで払った金額を戻すのは、難しくはないですが、販売側がなかなか認めない場合などは厄介です。ですので、なるべく支払い選択オプションに銀行振込があるサイトを選んで購入すると良いかもしれません。もちろん、その選択がなくアマゾンのように一括でカード支払いのサイトも多いです。確かに面倒ですが、万が一の時に悪質な販売者にカード情報が行かないようにするには、それが一番です。また、スイス国内であれば、振込用紙と商品を一緒に送ってくれる、「後払い」の大手ショップサイトもありますので、支払いオプションも大事になります。

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返品オプション

支払いオプションの次に大事なのは、返品オプションです。例えば、大手の衣料品を販売するサイトZALANDOでは、返品のオプションが全ての商品にあるので、サイズが合わないなどの理由で返品する際は、非常に簡単です。すでにはこの中に、無料返品用のバーコードのついた住所のシールが入っているので、オンラインの自分の管理画面から返品申請をして、あとはその商品を送り返すだけです。返品代金も業者負担という太っ腹です。

箱も再度テープで梱包できるようになっていて、上蓋の裏にシールがあります。ユーザー側のことを考えたシステムで非常に便利です。郵便局では、返品専用の機械までできており、自分でバーコードをスキャンすると追跡番号のついたレシートが出てきます。あとは荷物を機械の中に入れれば完了です。

返品バーコードが使えなかったことも

先日別のオンラインショップで、事務用品を購入しました。残念なことに、商品の不具合があったので、交換を申請して続きをし、必要な書類をプリントアウトして商品と一緒に送るように言われました。その時は、不明な事があったので、電話で確認しましたが、返品作業はオンラインでできます。そして、他の業者と同じ様に無料返品用のバーコードがついており、そのまま郵便局に出してくださいと言われ持っていくと、郵便局員に、「これは返品用のバーコードではないですよ」といわれました。さっき電話で確認したのにおかしいと思いつつも、郵便局のバーコードで読み取れない以上は違うのでしょう。結局10フラン近くも返品に支払い自腹で返品しました。

システム化された中にもミスがある

結局この件に関しては、交換用の商品がなかなか届かず、何度か電話をすることになったのですが、色々とおかしなことになっていました。実は交換の際に、同じ商品が少し値上がりをしていて、差額は交換依頼なので払わなくても良いということでしたが、ユーザー管理画面には、差額の請求書がPDFで入っています。しかし、交換注文の詳細書類は、差額を引いてあり、当初購入した金額でした。同じ注文が管理画面の中で、違う請求額になっているのはおかしいなと思い、電話すると向こうのミスということで差額はなくなりました。

おそらく、二度目の電話で交換商品が届かないことを伝えた際に、別のスタッフが一旦注文を取り消していて、再度新しい注文として扱った事が原因なのかなと思います。その作業はスタッフさんがマニュアルで行なっているので、請求書の方はそのまま新規注文でシステム上と通っていたという事になります。

いくらオンラインが便利になったからといっても、発送準備や運搬をするのは人間ですので、こうしたイレギュラーな対応にスタッフがいるのはありがたいですし、機械やシステム相手では、そうした融通も利かないでしょう。

危うく、差額を払うところでしたが、疑問に思ったことはすぐにメールなり電話なりでコンタクトするのが重要です。今の所、どこの会社にも思った以上に満足のいく対応をしてもらっているので、カスタマーサービスを重要視している事が伺えます。それは実地店舗においても、改善されてきており、たまにお店に行くと社員教育をしているお店はすぐにわかります。しばらくオンラインの買い物が増える時期ですので、ショッピングサイトの評判も気にしつつ、安全にご利用ください。

 

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