6年ぶりのバーゼル日本祭り

第5回バーゼル日本祭り

9月7日の日曜日に、バーゼル日本祭りが開催されました。

2016年からコロナパンデミック前の2019年まで、毎年秋に開催されておりましたが、その後は休止状態。

今年から復活ということで、多くの方々が訪れました。自身も実行委員として参加しましたので、その感想をお届けします。

 

近年の日本ブームは、他の街の日本祭りを見ても分かる通り盛況で、ものすごい人です。

漫画やアニメの祭典、ファンタジーバーゼルも毎年賑わいを見せており、まだまだ続きそうです。

お祭りの内容は、生花やお茶の提供、そして、体験型のコーナーでは、水風船釣り、習字、折り紙、浴衣の着付けなど、スイスの皆さんも参加できるような内容で、皆さん一様に楽しんでおられました。

ステージ上では、空手や合気道、コーラスグループの歌唱、そして、今回初登場の弓道のグループも参加いただき、会場のどこにいても楽しめるものとなっていました。

そして、最後は盆踊り。

この盆踊りは、スイス人の方も踊れるようにビデオを流し、見よう見まねで踊っておられました。

 

異文化交流に割とオープンなスイスの方々ですが、近年欧州では、移民の問題や外国人排除の傾向のある政治団体やグループが目立ってきています。

スイスでは、その点、政治的にはバランス良く政策や移民難民受け入れの体制を整えているように思えます。もちろん問題がないわけではありません。

政治がうまく機能すれば、移民を受け入れても問題点は比較的少なくできるはずですが、そうでは無い場合は、やはり反発が大きくなる傾向にあります。

世界情勢的に見れば現在日本も似たような状況で、今回の日本祭りもスイスでどのように捉えられているのか少々不安でしたが、幸いにも、それを忘れてしまうくらいの熱気でした。

 

この日は、スイスの首都ベルンでも日本祭りが開催されており、その事を考慮しても本当にたくさんの来場者を迎えることができました。

日本祭りを通して、異文化に興味を持ち、受け入れ、体験することの大切さを改めて感じました。

現在、日本で開催中の大阪万博もそうした文化交流のイベントです。

こうした海外の日本祭りも日本を知ってもらう事、国際交流の一端を担う行事であることを実感できました。

スイスで外国人として暮らす日本人にとっては、このようなお祭りで地元の方に興味を持っていただくことの大切さと有り難さを感じる機会となりました。