Euro Vision Song Contestがバーゼルで開催

参照:https://eurovision.tv/event/basel-2025

前年優勝者の国で開催、欧州ソングコンテスト

欧州ではお馴染みのEuro Vision Song Contestが、今年は5月13日、15日、17日にバーゼルで開催されます。

前年の優勝者の国で開催されることになっています。

昨年優勝したスイス人のNemoは男性ですが、ジェンダーレスを宣言し自分の性別は決めないと発言。

コンテストでの衣装も、スカートを履いて花柄のブラウスを纏い、全身ピンクの衣装。

欧州中のトランスジェンダーに支持を得たようです。

過去にはスイス代表として、セリーヌ・ディオンが出場

このEuro Vision Song Contestは、ほぼ無名の売り出し中の歌手たちが出場し、変わった人やバンドが優勝しています。

髭を生やした女装歌手とか、怪獣映画に出てくるような格好をしたヘビメタバンドとか、わけがわからない状況です。

それよりも不思議だったのは、1988年にカナダ人歌手のセリーヌ・ディオンが、スイス代表として出場したことがあります。

当時20歳だった彼女は、圧倒的な歌唱力で、スイスを見事優勝に導きました。

国同士で競うコンテストなのに、他の国から歌手を連れてきて出場させること自体がよくわかりません。

スイスのエンターテイメント

そんなコンテストですが、今回はスイス開催ということで大変盛り上がっているようです。好きな人は、早くからチケットや宿を確保しているようです。

スイス人でもこのコンテストへの関心度は分かれるようで、毎年欠かさず見ている人と全く興味無しの人がいます。

そもそも、スイスでのエンターテイメントは、それほど盛り上がっているわけではないので、いわゆる芸能人と呼ばれるような人もあまりいない上、ドイツ語圏とフランス語圏、イタリア語圏で人気の歌手や司会者が全く違います。

そうしたこともあってか、スイス全体で有名になる歌手は、英語で歌うことが多いようです。

 

5月は欧州からたくさんの人が集まることが予想されます。地元の人は、交通渋滞や街中に人が一気に増えて、やや迷惑でしょうか?

それでも経済効果は期待ができますので、スイス・バーゼルにとっては喜ばしいことでしょう。

興味のある方は下記のリンクからご覧ください。(外部リンクにジャンプします)

https://eurovision.tv/event/basel-2025