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空き巣に注意(日照時間が短くなり)

日も短くなり、空き巣も増える時期

地元の警察がSNSでも「空き巣に注意の時期」と警告を出していたので、気をつけなければ思っていたところ、知人の家に空き巣が入り被害があったということで、なんというタイミングだろうと驚いています。

休暇で1週間不在にしていたそうですが、休暇先から夜10時過ぎに帰宅すると、玄関の鍵が開かない状態だったそう。バルコニー側にまわると窓は全開。警察を呼んで家の中に入ってみると、犯人が内側から鍵をさしていたそうです。すでに逃げた後でしたが、家の中はメチャクチャに。おそらく、知人が帰ってきた音を聞き、慌てて逃げたようで、ついさっきまで自宅に泥棒がいたという状況だったとか。

確かに、スイスの家は内側から鍵をさしたままだと、外から鍵をさしても回らないので防犯には良いのですが、家の中にいる人が夜中で気がつかないと、入れません。逃げる時間を稼ぐために、内側から鍵をさしたと思われます。

電気をつけておく

休暇で長期の不在でなくても、夜に出かける場合は、廊下の電気やリビングの電気をつけたままにして出かけると良いようです。我が家でもこの時期はそうしています。外から見える部屋は電気をつけておくとわかりやすいでしょう。あとは、玄関先にラジオをつけて置いておくとか、センサーで点灯する明かりをつけるなども対策としてできることでしょうか。大きな家なら、防犯カメラがついていることもあります。

窓は完全に閉める

今回の知人の家では、1部屋だけ窓が完全に閉めてなかったようです。スイスに住んでいる人ならわかりますが、窓のレバーを縦にして、窓に隙間を作り、窓の上部だけ斜めにして開けておくことができます。シャッターを下ろしていても、この状態だとプロの窃盗犯は、道具を使い簡単に窓を開けてしまうようですので、注意した方がいいでしょう。当然かもしれませんが、空き巣のプロはあらゆる道具を持っていて、いろんなタイプの窓やドアを簡単に開けれます。

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内側からも窓やドアをロックする

スライド式のドアの場合は、つっかえ棒をスライドのレールに置いておくと良いそうです。もちろん長さをちゃんと測って、窓をスライドして開けられないようにします。一つに窓に長く時間をかけて侵入することはあまりないようですので、時間を稼がせる防犯は効果があるとか。

各部屋も外から閉める

これはできる部屋とそうでない部屋があると思いますが、各部屋に鍵がついている場合は、外側からも鍵ができることが多いので、長期で外出する場合は、窓から侵入して次の部屋に行かせないように、部屋の外から鍵をかけると、被害を最小限に抑えることもできます。空き巣は時間をかけることと、大きな音を出すことは嫌うので、そうした状況になりやすい場合は、その家からはすぐ離れるそうですので効果があるそうです。

毎年クリスマスに向けて空き巣が増える

10月の下旬に冬時間に移行すると、日照時間が少なくなりとにかく暗い時間が長くなるので、警察も防犯体制を強化します。一軒家やアパートでも1階に住んでいる人は、やはり被害に遭いやすいので、それなりの防犯対策も必要でしょう。

秋のメッセやクリスマスマーケットで、夜外出することも多くなる時期ですので、気をつけましょう。

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