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マダニ被害増加とワクチン

昨年から増加のマダニ被害

春になり、気温が上がってくると活発になるのはどの動物も同じですが、マダニの動きも活発になります。昨年は、マダニの被害が多いそうで、コロナによるロックダウンで森にハイキングに行ったりした人が多いからともいえます。
その反面、マダニのワクチンは、昨年は前年に比べて接種率がかなり下がったそうで、これもコロナウィルスにより、不用意な外出および医者に行くのを躊躇った人が多い結果だと言われています。

ワクチン3回で10年有効

そんな中、先日は薬局でワクチンの接種をしてきました。実は初めて受けますが、我が家には犬がおり、どうしても散歩の際、毛にくっついてきてしまいます。最初は小さくて気がつかないので、大きくなったマダニが朝、床に転がっていることもありました。犬用のマダニの薬は毎年していますが、飼い主の方はしていなかったので、いい機会だと思いしてきました。

コロナのワクチンとの並行接種も大丈夫

近いうちにコロナワクチンの接種の順番が回ってくるかもしれませんが、マダニワクチンを3回接種する間にコロナのワクチンを受けても大丈夫なのか聞いて見ましたが、接種の間が2種間ほどあいていれば大丈夫ということでした。ただし、ワクチンはその人の身体がどのように反応するかわかりませんので、心配な方は医師に相談するか、待ってもいいかもしれません。
そうは言っても、マダニのワクチンを夏にはじめても意味がないので、時期的にはいまでしょうか。4月でも遅いくらいということですが、1ヶ月後に2回目を接種すれば、3回目を次の春まで待ってもOKと言われました。
ちなみに、1回目のマダニワクチンの接種だけでも、効果はかなり高いそうですので、2回目と3回目の間が空いてしまっても、問題ないそうです。

薬局での接種で十分

最近まで薬局でワクチンが受けられることを知らなかったのですが、それもそのはず、ここ2、3年の間に薬剤師の資格を持つ方が注射できるようになったそうです。必要事項を記入して、健康保険カードを見せたら別室で打ってもらいます。かかりつけの医者でも同じですが、薬局なら、診察料金がかからないため、ワクチンだけの目的であれば十分だと思います。
ただし、ワクチン接種で毎回体調が崩れるなど、そうした体質的な問題が起きやすい方は、かかりつけの医師にお願いしたほうがいいでしょう。

マダニといっても、刺されて気がつかないうちに高熱が出て、障害が残ったりするケースも稀ですがあります。日本でもマダニに刺されて高齢者が亡くなったりすることがありますので、ワクチンを打っておいても損はないかと思います。

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