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ルフトハンザからようやく返金があった

春と秋のフライト

今年はスキー休暇中に、4月の一時帰国を取りやめました。日本をはじめアジア地域でコロナウィルスの感染が拡大していて、大変な状況だったからです。日本に行ったら感染するかもしれないから危ない。帰ってくるなとまで言われました。

その時点では、まさか年末までこんなことになるとは思わずでしたので、秋にフライトを振り替えました。それが夏頃には、ルフトハンザから発表があり、フライトの目的地を減らして運行するということで、自分の行く先もそれに含まれました。フライト自体がなくなってしまったのです。当面は、通常運行の見通しが立たないので、仕方なくキャンセル(返金)を申し込みました。

ドイツ政府の支援にも難色を示していたルフトハンザ

その頃、ドイツの政府がルフトハンザを救うために、資金援助のプランを出していましたが、その条件について運営側が難色を示して、政府支援を断るかもしれないと報道されていました。つまり破産申告をするかもしれないと言うことでした。難色を示した条件の中に、新たな機体を購入するなど、政府側の要望が強かったことに反発したようです。一企業と言っても、正直国営企業みたいなものです。その国を代表する航空会社ですから、政府が見放すことはないだろうと思っている人がほとんどでしたが、コロナパンデミックの影響は想像以上に大きくて、ルフトハンザ社も苦渋の決断だったに違いありません。その後、条件交渉をし直して、政府支援を受けることになりましたが、覚えているだけで、2度、政府の支援を断る可能性がある報道を見ました。

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7月に申し出て、9月に確認すると、、

フライトが消滅したので、その時点でキャンセルを申し込むため電話をしますが、ほとんど繋がりません。ものすごい数の人が、フライトがなくなったのですから当然です。アナウンスでは、オンラインで申し込むように話していたので、ウェブサイトからチケットナンバーをキャンセル申請しました。しかし、なぜかサイト上で「受け付けました」と出ただけで、認証メールも来ません。また電話がつながるようになってから聞いてみようと思いましたが、それもなかなか繋がらないので、辛抱強く待つことに。

そして、9月になり、再度電話をするとオペレーターに繋がりましたが、自分のフライトは申請が出されてないと言います!ではあのオンライン申請はなんだったのか?今となっては不明ですが、再度キャンセルを申し込みました。受付認証メールも届き、4から6週間の間に返金しますと言うこと。

待てど暮らせど

一向に音沙汰なく、メールすらないので、6週間経った後に再度電話をしますが、再度催促を出しておきますとのこと。

そして、12月の頭にようやく返金がされました。再申請から12週かかりましたが、現在の航空会社の状況を察すれば大変な作業です。なんと秋に振り替えた変更手数料も返金されていました。

とりあえず年内に片付いてホッとしたのが正直な気持ちですが、もう一つ夏の休暇のフライトは来年の休暇先に振り替えてあります。ワクチンも出はじめ、さすがに来年の夏にはコロナフリーで休暇に行けるはずと思っていますが、どうなることやら。

とにかく、今回は電話でチケットナンバーを伝えた方が、対応してもらえる気がしました。オンラインでもいいのですが、ちゃんと確認メールなり、申請した証明が必要になるので、なかなか返金されない方は、電話でトライしてみるといいかもしれません。

ちなみにドイツ語のサポートよりも、スイス国内の英語のサポートの方が電話は繋がりやすいようです。英語が得意な方やドイツ語が不安な方は、英語サポートで試してみるといいでしょう。

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